クリニックだより



婦人科 / 検査

子宮鏡検査
(子宮ファイバースコピー)

外来で5分未満・麻酔不要。
子宮の内側を直接観察できる検査です。

子宮鏡検査 / 子宮ファイバースコピー / 子宮内視鏡 / 瀬戸市 産婦人科

① 子宮鏡検査(子宮ファイバースコピー)とは

子宮鏡検査(子宮ファイバースコピーとも呼ばれます)は、直径約3mmの細い軟性鏡(先端が柔らかく曲がるファイバースコープ)を腟から挿入し、子宮頸管・子宮内腔・両側の卵管口の状態を直接観察する検査です。

経膣超音波では見えにくい子宮の内側の病変(ポリープ・筋腫・癒着など)を直接確認でき、診断の確実性が高まります。検査中はモニター画面を患者さんと一緒に見ながら説明します。

約5分

検査時間(目安)

麻酔不要

通常は麻酔なしで実施

外来で完結

入院・手術室不要

保険適用

健康保険が使えます

② 当院で使用している機器

使用機器

VISERA ヒステロビデオスコープ
OLYMPUS HYF TYPE V

オリンパス社製の高画質ヒステロスコープ(子宮鏡)です。先端が柔らかく曲がる軟性鏡(ファイバースコープ)のため、硬い鏡(硬性鏡)と比べて挿入時の痛みが少なく、患者さんへの負担を抑えられます。鮮明な映像をモニターに映しながら検査を進めます。

「子宮鏡」「子宮ファイバースコピー」「ヒステロスコープ」「子宮内視鏡」はいずれも同じ検査を指す場合がほとんどです。当院では軟性鏡(ファイバースコープ)を使用しています。

③ 子宮鏡検査の対象となる疾患・状況

以下のような疾患が疑われる場合や、治療方針を決めるために子宮鏡検査を行います。

診断・原因検索

  • 子宮内膜ポリープ
  • 子宮筋腫(特に粘膜下筋腫)
  • 子宮奇形(中隔子宮など)の疑い
  • 子宮内腔癒着の疑い
  • 子宮内の異物・胎盤遺残

症状・経過から

  • 閉経前後の不正性器出血の原因検索
  • 不妊症・繰り返す流産の原因検索
  • 子宮頸管内の病変の評価
  • 子宮鏡下手術後のフォローアップ

不妊治療中の方が「子宮の中を確認してから治療を進めましょう」と言われた場合や、超音波でポリープ・筋腫の疑いを指摘された場合にも、この検査を行うことがあります。

④ 検査の流れ

1

受診のタイミング(検査予約)

まず月経中にご来院いただき、検査の日程を決めます。子宮鏡検査は月経終了後が最も観察しやすく適しています。月経中や排卵期前後は出血・粘液の影響で視野が確保しにくいため、原則として避けています。

2

検査前の準備(検査当日)

特別な前処置は不要です。検査直前は排尿を済ませてください。

3

検査(約5分)

内診台に横になり、細いスコープを腟から挿入します。軟性鏡(ファイバースコープ)を使用するため、痛みは軽い生理痛程度であることが多いです。モニターを見ながら医師が説明しつつ進めます。

4

検査後・結果説明

検査直後にモニター画像を見ながら結果を説明します。軽度の腹痛やわずかな出血が出ることがありますが、通常はすぐに落ち着きます。当日の帰宅・仕事が可能です。

「痛いのでは?」と心配な方へ:軟性(柔らかく、先が曲がる)の細いスコープを使用するため、多くの方は軽い違和感・生理痛程度で検査を終えられます。ご不安な点は検査前に気軽にお申し出ください。

⑤ リスク・注意事項

  • 検査後に軽度の腹痛・少量の出血が出ることがありますが、多くは短時間で落ち着きます
  • 子宮穿孔(0.1%未満)の報告がありますが、まず起こりえません
  • 感染予防のため、検査後に抗生剤を処方することがあります

子宮鏡検査(子宮ファイバースコピー)のご相談

「超音波でポリープの疑いと言われた」「不妊治療前に検査が必要と言われた」
「不正出血の原因を調べたい」など、お気軽にご相談ください。

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